2018年ハローアルソンフィリピン医療ボランティア募集



せきぐち歯科医院は「一生自分の歯で」を治療理念に掲げ、「できるだけ歯を抜かない治療」を目指しています。

せきぐち歯科
せきぐち歯科

せきぐち歯科の治療理念

私たち、せきぐち歯科医院は「一生自分の歯で・・」を治療理念に掲げ、「できるだけ歯を抜かない治療」を目指しています。

歯は人間が楽しく、健康で生きていくために必要不可欠な大切な「臓器・歯臓」です。 歯は食べ物を噛み砕き、すりつぶす為だけではなく、自分の歯でしっかりと噛むことは脳細胞の活性化にも繋がり、運動能力や学習能力の向上にも大きな影響を及ぼします。

私達はお口の中に髪の毛一本でも入るだけでもそれを感じ取ることができます。それは人間の感覚器官のなかでも最も優れた「センサー」の役割を歯が担っているからです。
「歯を抜く」ということは「食べることができなくなる」というだけではなく、「人間の感覚機能も失う」ということに繋がります。
しかし、不幸にも歯を失った場合でも、自分の体が持つ生体機能をできるだけ利用しながら、お口の中の健康改善を目指します。

健康な歯

また当院ではインプラント治療はお勧めしていません。その理由の一つに、インプラント治療は「歯を抜く」「歯を失う」を前提として行う治療ですので、私達の「一生自分の歯で・・」という理念とは全く真逆の治療といえます。また、インプラントによる不具合、後遺症、事故などを訴え、当院にご来院される方も少なくありません。
どんなに成功したインプラントでも「自分の歯に勝る物は無し」

私達は皆さんと共に歩む「一生涯大切な歯臓を守るパートナー」として有り続けたいと思います。

何故、私達が1本の歯にこだわるのか。

皆さんは幼い頃、お父さん、お母さんに、「寝る前にはちゃんと歯を磨きなさい」と言われた経験はないですか。 私達は小さい頃から「歯は大切なもの」と自然に教えてこられました。 しかし、いつの日か歯医者に行けば「痛みがある」「グラグラしている」「持たないから」「もう使えないから」様々な理由で、歯科医院という体を治す機関に行きながら、その大切な体の一部を失ってしまうのです。

本当にその歯を抜いて良いものなのでしょうか
確かに「痛い」「噛めない」といった不具合から開放されるかもしれません。しかし、それは病を治したことにはならず、感覚機能が失われただけに過ぎません。

最近では歯の本数と脳の関連性から、歯を失うと認知症になる確率が上がるという研究結果も発表され、また、運動能力、学習能力などにも、大きく関係すると言われています。「歯を抜く」ということは、実は「全身的疾患を誘発する」可能性が高くなることにも繋がります。

そして当院が「歯を抜かない」もう一つの理由
私達は10年前よりフィリピンのマニラ近郊のスラムで子供達の治療と生活物資の支援ボランティアを行っています。
そこでは貧困のため一日をわずか100円で過ごし、食べることも学校に行くこともできない子供達が沢山いました。そして、たった1本の歯ブラシさえも買うことができない子供達のお口の中はボロボロです。病院になど到底行くことができない子供達は痛みがでればこめかみをさすり神様に「痛みが引きますように」と祈るだけです。満足な健康状態ではない子供達の中には、虫歯の菌によって、死んでしまう子供もいます。

フィリピンの子供たち

ある年のボランティア。私のもとに1人の8歳の子供が来ました。「歯が痛い」と言っています。ここでは、継続的治療が困難であること等の理由で、大きな虫歯や痛みを伴う場合は全て「抜歯」となってしまいます。私は彼の大切な歯を1本抜かざるを得ませんでした。
すると数分するとまた同じ子供が私のもとに来るのです。
「先生、もう1本抜いて欲しい」私は「何故?この歯はまだ大丈夫だよ」と言いました。すると彼が「ここで歯を抜くと最後にお薬がもらえるでしょ。家にお母さんが病気で寝ている。だから僕の歯を全部抜いてもらって沢山お薬を持って帰りたいんだ。」
私はその瞬間感じた胸が締め付けられる思いを一生忘れる事が出来ません。

私はその世界の貧困の現実を知ると共に、ここでは力およばず歯を抜かざるをえない私でも、せめて、全てが揃い全てが満たされた条件で治療をさせて貰える日本では、決して皆さんの歯を抜くまいと誓いました。

当院が「1本の歯にこだわる理由」
関口院長 それは、皆さんの健康を第一に考えていることは勿論、世界にはたった1本の歯ブラシさえも買うことができず、幼くして次々と大切な歯を失う現状をお伝えすることによって、
この国に生まれたことに感謝をしながら、ほんのわずかでも皆さんの幸せな人生のお手伝いをしたい、と考えているからです。

院長: 関口 敬人