治療内容
当院では「一生自分の歯で」を治療目標としています。
私達が健康で楽しく毎日を生活するために、歯は必要不可欠な大切な「臓器」です。
自分の歯でしっかりと咬むことは、単に食べ物を摂取し消化を助けるだけではなく、咬むという行為が成長発育や脳の活性化にも繋がると言われています。
更に最近では歯を失う事で将来認知症に成る可能性も高くなつことも分かっており、「痛いから」「グラグラするから」「使えないから」といって安易に歯を抜く(抜歯)治療を選択することは、皆さんの今後の全身的な病気も誘発する可能性も考えられるのです。
私達は皆さんの一生のお口と健康のパートナーとして、「できるだけ歯を抜かない治療」を医院のコンセプトに掲げ、大切な皆さんの身体の一部である「歯」を守っていくことに全力を尽くします。
歯肉炎とは・・・歯周病のなかでも初期の段階です。
歯肉が赤く脹れ、歯磨きのときに出血したりという症状がみられます。
痛みなどはほとんどなく、気がつかない場合もあり、放っておくと、歯周炎に進行していきます。
原因はお口の中にいる菌がつくるプラークです。歯磨きでこのプラークを落としきれなかったり、砂糖がたくさん入った食べ物をたくさん摂ることによって、菌が増えプラーク量も増え、歯肉に炎症を起こすのです。
また、思春期や妊娠時などの、ホルモンのバランスが崩れるときにも歯肉炎になりやすいといわれています。
治療法として・・・歯肉炎の原因であるプラークをしっかり落とせるよう適性なブラッシング指導と、機械を使い歯面の清掃をすること、また生活習慣の改善などに努めることが大切です。
歯肉炎の治療例
 |
 |
初診時 治療前 |
初診から1ヶ月 治療後 |
歯と歯の間の歯肉が赤く腫れ炎症を起こしています。炎症を起こしている原因は歯の表面に付着しているプラークです。 |
歯ブラシでプラークをしっかり落とすことで歯肉の炎症が減少し、引き締まってきています。 |
|
歯磨きの推奨
歯を失う90%は毎日行うブラッシングでしっかり予防ができます。そこで、せきぐち歯科医院では歯肉磨きを推奨しています。歯肉を磨くことにより、歯肉の中の毛細血管を刺激し血流を促します。そして老廃物を排除させやすくすることで、体の免疫力が高くなります。
また、この歯肉磨きは誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)やインフルエンザの予防にも効果があり、インフルエンザになる確率を10分の1に減らすことができると言われています。
歯周病菌は血流を介し全身に害を及ぼすことも分かっています。お口の健康は体の健康に繋がります。
お口や体全体の健康を末永く保つために、せきぐち歯科医院では歯肉を磨くのに適したプロスペックコンパクトスリムソフトの歯ブラシで、しっかりしたお口のケアのお手伝いをさせていただいております。
お悩みの方は是非ご相談ください。 |